50代の女性です。医療事務で、病院の案内などをしています。年収は200万円以下です。
今の仕事内容や給与に特に不満はないのですが、続けられるか不安になることもあります。
いずれ転職することも考えられますが、先延ばしにしていてもいいのでしょうか?
50代で医療事務をやめたいとき
長時間の事務作業ですと、どうも視力が続かなくなってしまい、ふとした瞬間のミスが心配になります。
また、若い人のように、テキパキ動き回り、サクサク仕事したいのに、疲れを感じると急についていけなくなることが増え、不安になってきました。
50代で医療事務を辞められない理由
計算したり、データをつくったりするのは得意分野なんですよね。
なるべくミスすることがないようにしたいと思って仕事していますが、正確性とスピード感の狭間で、自分の老化現象と戦いながら仕事しているのが現状です。
救いなのは、口だけは達者な事です
説明や案内をするのは相手の状況を見ながら、要求に応えられるのを念頭に、出来る限り、簡潔にわかりやすい言葉でのやり取りを心がけています。
それが現状は「なんとかできている」と感じるので今すぐ何かアクションを起こそうとは考えることが難しいです。
50代医療事務の将来が不安になるとき
自分を過信しないように、自分の能力を客観視できるように、気持ちにゆとりを持てることを意識できるようにしていたいとは思います。
ですが、完璧主義ではないし、自分を追い詰めるのは得意ではありません。目先の限界をクリアしながら、積み重ねて、遠い未来につなげられるように頑張っていきたいと思っています。
小さな目標をあれこれと沢山持ち続けていくという考えが、自分にはぴったりな感じするので
現状維持が困難で、限界を強く意識するようになったら、また別の道を探すかもしれません。
その日が少しでも先延ばしになればいいなとは思っていますが、先延ばしにしていてもいいのでしょうか?
50代医療事務はこれからどうしたらいい?
今後、日本は現在より更に高齢化社会が進むため、当然ながら医療機関、医療事務の必要性は高まってくると考えられております。
また、介護事務も需要が伸びる方向にあります
それは、介護施設の増加により、医療事務の一つである介護事務も必要とされるからです。
専門の「科」を変える
視力や体力の老化現象を止めることは、誰にもできません。これはあなただけではありませんし、誰しもが付きまとう問題です。
ですので、環境を変えることはいかがでしょうか。現在の職場では、正確性やスピードが求められるのでしょう。
なおかつ受付もこなすのであれば、お客様の対応によりスケジュールが変更することもあるのではないでしょうか。
そんな中で、今までと同じように結果を出すのは難しくなってきて当然かと思います
それでは、現在の診療科を変更することはできますか?
例えば、皮膚科や小児科、歯科など、比較的働きやすい専門に異動することで、「今までと同じように」を求めるのではなく、「今できることの最大限」を果たせるように働き方を変えてみてはいかがでしょうか。
病院以外の職場に転職する
医療事務の経験が活かせるのは、病院だけではありません。
調剤薬局やレセプトソフトの販売会社などがありますね
ですが、先ほど申し上げたように、視力の老化現象の解決策には向きません。しかし環境を変えることで、今まで長年勤めてきたルーティーンから抜け出し、気持もリセットされるのではないでしょうか。
限界を意識し始めてからの転職では、少しタイミングが遅い可能性があります。焦ってしまい、とりあえずの転職をしてしまうともったいないですよ。
先のことを考えていらっしゃるのであれば、前もって動いてみるのも良いかと思います。
経験を生かして他の職種に転職する
敢えて全く異なる方向の職種に就くことも可能です
計算やデータ作成を必要とする職種は、受付事務、営業事務、一般事務などのオフィスワーク全般が多いとされています。
特に医療事務はオフィス事務の中でも、比較的忙しい部類とされており、PC作業や手書きの書類作成、受付案内等、必要とされる経験がすべて含まれているのです。
そのため、医療事務出身の方は、オフィス事務でも重宝され、転職しやすいのです。
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副業を始める
50代ですと、条件によっては転職が難しいこともあるかもしれません。
そんなときは副業から始めて、プチ起業をしてみて、今後の別の生き方をさがすこともいいですね。
ヨガインストラクターなどは60代から始める人もいますし、年齢関係なく始めることができます。
目を酷使する職でもありません
病院にこられる方の対応をしていたのであれば、コミュニケーションもとれるあなたはぴったりの職でしょう。
ヨガインストラクターの資格を取って、週末起業も夢ではありませんよ。
50代女性の医療事務で働く方のこれから
ご年齢のことを考えると、一概に転職すればよいということではありません。
それは、誰にでも起こりうる老化現象と戦っているのですから。
ご自身の体が資本です
今までと同じように働きたいということは、とても素晴らしいことだと思いますが、無理のない範囲で働き続ける場所を探してみてはいかがでしょうか。
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